ベンチャーから始まる、新しい介護

介護のあり方、介護士の働き方を変えるサービスを築くまでの道のり

プライベートヘルパーHARE始動

新サービスローンチ

10月から介護保険外・自費専門の訪問介護

「プライベートヘルパーHARE」をスタートします。

 

実は、プレスタートとして、9月初旬からWEBサイトは公開し、

リスティング広告も少しずつ打っていました。

 

広告を打っていると言ってもクリックも少ないし、

アナログの営業が一番かなと思っていたら・・・

9月中旬に1件問い合わせがありました!!!

 

しかし、御殿場市の方からのご依頼で、やむなく断念。

なんとかサービス提供できないかと考えましたが、

継続できるか自信がなかったので、迷惑をかけないためにお断りました。

でも、「エリア広げる時は教えてください」と言われ、勇気をもらいました。

 

リスティングのキーワード変えたりエリア絞ったりしていると、

今度は名古屋市千種区の方から問い合わせがありました!

すぐに返信し、直接お話を伺うことに!!!

 

当日・・・

やはりお客さんに会うのは嬉しいけど怖い・・・

頭の中の構想を否定されるのではないかと思い怖い・・・

 

しかし、ものすごく丁寧で物腰の柔らかいご夫婦でした。

ネットで調べまくりプライベートヘルパーHAREを見つけてくださり、

関東にはあったが、東海にはなかったとの事で問い合わせをいただきました。

 

サービスとしては、公的介護保険サービスを補完する役割として検討してくださり、

私たちの描いた通りの使い方をイメージしてくださり嬉しい。

さらに、リアルタイムでサービス内容を確認できることに興味を持ってくださり、

専用アプリの話もしながら、現在はメールでとお伝えしました。

早く目標の10人のお客様にサービスを提供し、システム化していきたい!!!

 

実際のニーズとして、

・通院の同行(院内介助もできること) ※タクシーを使うことには同意してくださる

・入浴の見守り(要支援の場合サービス回数が制限されてしまうため)

・食事の作り置き ※自信がなかったため、家事代行サービスを進めました

 

課題として、

・実際サービスに入る時のフローが決まっていなかった

・スポットと定期の運用フローが決まっていなかった

・定期利用の場合に、時間の増減した時どうするかを決めていなかった

 →まずはスポット利用してもらうのが無難か・・・

・入退室の時間の取り方を決めていなかった

 

良かった点

・やはり通院にニーズがあることを確認できた

・リアルタイムのレポートが特徴として効いたことを確認できた(特に写真)

 

まだまだ改善することばかりですが、少しずつ改善していきます!!!

上海「CHINA AID」へ参加

中国(上海)の「CHINA AID」

中国(上海)の「CHINA AID」へ参加。
 
今年の1月から上海で公的介護保険が正式にスタートしたとの情報を入手し、
中国の介護保険や介護事情をリサーチしに行きました。
 
情報と考察を・・
 

在宅介護について

現地駐在のニチイさんからの情報より、
介護人材が育っておらず、在宅1対1の介護はこれからの様子。
(実際に天下のニチイさんも在宅介護から施設介護へ方向転換している)
メイドさんを利用する文化や、
一人っ子政策からくる両親を介護するのは子供の勤めとする考え方が強く、
文化的に在宅介護をアウトソーシングするのは、まだまだこれからの様子。
 

施設介護について

4年間で88施設を開設した爆速企業もあったが、
日系企業は、州からの介護報酬が受けられないようで、
かなり苦戦を強いられているとのこと。
中国の施設を運営する企業は、
重度の高齢者や認知症の方の対応が弱いため、
ニチイさんが特殊な仕組みをとっていた。
 
施設一棟を運営するのではなく、
元気な高齢者に対しては中国企業がケアし、
同じ建物の中の、重度な方の介護を日系企業がケアする仕組み。
日系企業のポジションは、重度な高齢者や認知症の方のケアに強みを発揮するべきなのか。
 
施設開設の方法は、
日本と同じように、権利方式が多いとのこと。
つまり、建物の所有者と介護サービスを提供する運営者が別のパターン。
 

まとめ

福祉機器やソフトも充実しており、法規制や文化の違いなどから、
日本企業の参入する余地は小さく、旨味もないなと感じた。
単純に、「中国の介護は中国企業や中国人で行うのが、自然な姿だよな」と。
 
あくまで上海に限定して3日間のリサーチなので、
曖昧な部分や聞き間違いの部分もあると思うが、概ねの感想と考察です。
 

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以上
 
 

OpenNetworkLab 1部

今日は、私が12月に参加したOpenNetworkLab(以下Onlab)について、振り返りも含めて書いていこうと思います。

 

私の会社は、平成29年4月4日に設立し、本格的にスタートさせたのが、所属していた会社を退職した翌日の6月1日からでした。

 

当初の事業は、老人ホームと老人ホームに入居したい人をマッチングする、いわゆる老人ホーム紹介サービスでした。そこに、居宅介護支援事業所という、介護保険サービスを受けるためのケアプランを立案する事業所をくっつけてスタートさせました。

 

スタートして4ヶ月立った10月頃には、なんとか自分の生活程度の売上は立てられるようになり、「さて、これからどうしようか」と考えていました。

 

当初、まず自分のできることで起業しようと考えていたため、そこが軌道に乗ったところで、会社の将来のビジョンや方向性を考えるようになりました。

 

そこで、「やるからには、社会に必要とされる大きな会社を作り、世の中に貢献したい」と考えました。以前から思いはありましたが、ここでしっかりと言語化し決め、具体的に何をしていくかを詰めて行きました。

「上場・スタートアップ・ベンチャー・投資」などのワードが浮かび、漠然と「いけてるITベンチャー」を目指そうと思いました。

思い立ったが吉日と思い、1週間東京に行き、スタートアップ投資などのセミナーや勉強会に参加して情報収集を行いました。

 

そこで知ったのが、Onlabのようなシード期のスタートアップを育成するアクセラレータープログラムでした。

 

貴重な情報を持って名古屋に帰り、まずは「OpenNetworkLab」「クックパッド」「RealtyVenturs」に応募することにしました。

 

応募するアイデアは既にありました。

この頃には、設立時のサービスの他に、知人から誘われたの介護系企業のコンサルもスタートさせており、コンプライアンス部門のコンサルとして仕事をする中で、日々様々なスタッフさんから介護保険をどう解釈すべきかの質問を受けていました。介護事業のバックオフィスが抱える、介護保険法の解釈の難しさという大きな課題をひしひしと感じていました。

「これはサービスになる」と思い、介護保険法令の解釈をインターネットで簡単に検索できるサービスの立ち上げを計画しました。

 

RealtyVentursの郡さんから、プレゼン資料の作り方なんかも聞いていたので、スライド10枚程度にまとめた資料を作り応募しました。

reality.vc

 

結果として・・

クックパッド」 → 返事なし (応募できていたか不安・・)

RealtyVenturs」 → 今回はごめんなさい・・

OpenNetworkLab」 → 採択!!!!!!

 

何が良かったのかは2部の中で書こうと思いますが、なんとか選ばれることができました。(80数チームの応募で、採択は6チーム)

 

これが応募した際のスライドです。

 今思うと、少し恥ずかしいスライドですが、当時はこれが精一杯でした。

 

そんなこんなで、Onlabが主催するシードアクセラレターへ参加することになりました。Onlabでの活動や学びについては次回!!

 

第2部へ

明日で起業1周年!

1年前の6月1日に起業して、明日でちょうど1年になります。(会社設立は4月4日)

 

これを機に、これから始める新しいサービスについて、

 

このサービスを始めるに至った経緯などを含めて書いていくこととします。

 

ブログについては、過去何度も挑戦し、

 

17回の投稿が限界でしたが、今回は頑張ります。

 

ちなみに、私が20歳から10年以上介護に携わってきたこともあり、

 

介護領域のサービスです。この領域を革新させる野望を持っています。

 

「持続可能性のある日本の介護を作る」ことが私の会社のミッションです!

 

過去・現在・未来がつながるように書いていくので、よろしくお願い致します。